インターネットに通じたシステム基盤は常に様々なセキュリティリスクにさらされています。
コンプライアンスに基づいてISMS認証やプライバシーマークを取得・運用している企業では、自社のコントロール下にあるサーバ上でセキュリティやデータ管理を細かに行えるオンプレミス型のシステム導入が適しています。
またオンプレミス型なら、既存の業務システムとシームレスに連携するようなカスタマイズも可能です。
オンプレミスのみの
機能について
申し込みフォーム作成
テンプレートをカスタマイズ
企業ロゴを入れたり、企業サイトへのリンクを付けたり、デザインを統一することでコーポレートサイトとのシームレスな統合が可能です。
スタイルシートをカスタマイズ
イベントのWebサイトや紹介ページのデザインにマッチした申込みフォームを作成すれば、シームレスな申し込みフォームへの誘導が可能です。
アカウント・イベント管理
マルチユーザ
- Conference ERの管理ツールは、ユーザアカウントベースでログインが管理されます。
- 管理者がユーザのアカウントを作成して、それぞれのユーザが別々のイベントを作成、管理できます。
- 部門や支社・支店、担当者毎に個別アカウントを作成することで、企業の全てのイベントの申し込みページを1つのシステムで運用でき、データの集約、CIの統一を実現します。
2種類のユーザ権限
- アカウントには、一般ユーザとシステム管理者の2種類の権限を付与できます。
- システム管理者アカウントは、特権ユーザとなり、全てのアカウントを管理できます。
- アカウントの一覧、新規アカウントの作成、アカウント情報の編集、パスワードのリセット、アカウントの停止や削除など、標準的なアカウント管理の機能を備えています。
システム管理者として収集データ、デザインの一元管理
システム管理者はユーザアカウントの管理に加えて、全てのユーザが作成した各イベント申込フォームや、収集データを管理できます。
例えば、情報システム部門、企画部門などがシステム管理者となり、各部門に一般ユーザを作成することで、イベントフォームの作成は各部門に任せ、収集データやデザインは専門部署で集中管理すれば、効率的な個人情報の管理やブランディングが可能になります。
部門毎のイベント管理
一般ユーザアカウントで作成した申し込みフォームは、システム管理者を除き、他の一般ユーザからは収集データの閲覧や編集ができないので、部門単位でイベントの募集や申し込みデータの管理が行えます。
セキュリティ
DMZ・社内LANへのサーバ設置
クラウドサービスは導入が手軽で非常に便利ですが、データがインターネット上に保管されていることで常に情報漏えいのリスクにさらされるのも事実。
オンプレミスならサーバをDMZ上に構築して、収集データを社内LAN内のデータベースで管理すれば、より安全で堅牢な環境を構築できます。
管理ツールのプライベート化
公開する申込フォームページと管理ツールは分離することができます。
例えば管理ツールは社内からのアクセスのみに制限し、インターネット側に公開しないことで、不正アクセスなどによるデータ漏洩のリスクを減らすことができます。
企業システム連携
データベース連携
Conference ERのデータベーススキーマを参照することで、既存の企業システムとの連携も可能です。
システム連携のための開発は、お客様側で実施いただけます。
また、ソフトウェアデベロッパ、システムインテグレータとして、企業システムの開発・構築、システム連携の開発実績が豊富な当社でも承ります。
API連携
XMLやJSON、RestfulなAPIで企業システムとのI/F連携をご要望のお客様には、お客様専用のAPIをご用意することも可能です。
導入手順
動作環境
項目 | 要件 |
---|---|
ハードウェア | 下記OSが動作するハードウェア (最小スペック: 空メモリ2GBytes以上、空ディスク容量2GBytes以上) |
OS | Linux kernel2.4以上 (RedHat Enterprise Linux, CentOS, Fedora, Ubuntu) Microsoft Windows 2008 Server以上 Mac OS X 10.15 以上 |
ウェブサーバ | Apache 2.4以上 (+mod_rewrite / mod_headers / libphp) または、Nginx 1.2以上、Microsoft IIS 10 (+ISAPI_Rewrite) |
アプリケーション実行環境 | PHP 8.0以上 (+mbstring/pdo/mysqlnd/gd/xml/json/intl/mcrypt UTF-8エンコーディング) |
データベース | MySQL 8.0 以上 (PostgreSQL / Oracle / Microsoft SQLは別途要調整) |
価格
Conference ER ソフトウェアライセンス
1サーバライセンス 875,000円 (税別)
- 稼働OS単位 (物理サーバ・仮想サーバ問わず)
- 負荷分散、ステージング用途の複数ライセンスには、ボリュームディスカウント有り
製品サポート
サーバライセンス料の20% (1年毎)
- 管理者様からのお問合せ
- 障害時のサポート対応
- ソフトウェアバージョンアップ
オプション・カスタマイズ
別途お見積
- 全社統一デザインの適用
- 受付アプリケーション
- サーバ・ネットワークセットアップ
- 社内システムとの接続 etc.